ご住宅の生活インフラ診断 お任せください。
おうちマイスター営業が、あるご住宅に伺った際、宅内に引き込む電線が他人の敷地(隣地畑)の上を通って配線されていることに気づきました。ご主人にお聞きしましたところ、数年前にこの住宅を購入した時には仲介した不動産会社からそんな説明もなく、今回指摘されるまで全く気づかなかったとのこと。当然のことながら、隣人からの敷地上空を横切っても良いとする承諾書もありません。推測するには、数十年前に前所有者が、このご住宅を新築された際に、隣人と仲良しで『電線通していいよ』という口約束で上空を通してそのままになってきたのだろうと思います。
ただ、これはとても不安定なことです。
今はいいかもしれませんが、子供の代・孫の代になった時に、隣地の方から自分の敷地上を通してもらっては困ると言われてしまったり、今まで黙って上空を通してあげていたのだから、一定期間まで遡ってお金を支払って欲しいなどとと言われることも、もしかしたら想定されます。いずれにしてもトラブルの種があるということですね。
今回、営業がこのことにいち早く気づき直ぐに動きました。電力会社に配線変更可否を確認するとともに、自分の敷地内で完結するための配線を通すために必要な電柱設置することを提案し、このたび工事が完了しました。これで現在・将来に渡るリスクをなくすことができ、住宅のご主人に大変喜んでいただきました。
電気・ガス・水道といった、いわゆる生活インフラは、一つ欠けただけでも日常生活がストップしてしまうとても大切なものです。それだけに、『間違い』があってはならないものです。
わたくしども『中古住宅プロショップ おうちマイスター』の社員は、住宅関連のプロ集団として、初めてお伺いしたお宅でも、先ずは生活インフラをチェックするクセがついています。職業病ですね (^~^)V
今回も、こうしたわたくしどもの習慣(クセ)があったからこそ何十年も放置されてきたことに気づくことができて、お客様に喜んでいただけました。嬉しい限りです。
わたくしどもは、単に中古住宅や土地を売っておしまいではなく、お客様の実際の生活スタイルに寄り添っていきたい、お役に立ちたい、という思いで活動しています。生活していく上でプロでないと気づかないところもたくさんあります。
カユイところに手が届くおうちマイスターであり続けたいと思っています。生活インフラで少しでもご不安なことがありましたら、お気軽にご相談くださいませ。